SEの平均勤続年数は?


SE(システムエンジニア)の平均勤続年数は、9年4ヶ月で男性では9年8ヶ月、女性の場合6年10ヶ月です。SEの場合終身雇用などはありえない仕事といえます。

一般で思われているより短い感じですね。時代の花形の様に思われますが実態は大変ですね。

SEの平均勤続年数が短い原因には、多重派遣と労働基準法違反があります。システム開発では下請け、孫受け、ひ孫受け以上の5次受けまでの多重派遣が行われています。

これらは不況下で自社SEを抱えられない企業が、傭兵部隊としてのSEを派遣会社から借りる手法です。多重派遣の偽装に派遣会社の社員として扱われますが、実際は別会社の社員や多重派遣社員です。依頼主の企業との契約で作業者数を集める必要上雇われますが、曖昧な責任転嫁などで切捨てられます。

このような派遣社員がいないと依頼主から契約解除されてしまうため必要悪と知りつつも、親会社はトカゲの尻尾切りで生き延びているのです。

労働基準法違反ではサービス残業や有給休暇を消化させないなどがあります。定時にタイムカードを押させて作業をさせるのは日常です。自己申告用作業シートを提出させる方法もあります。

テスト作業は、営業に支障のない夜間、深夜に実施されます。復旧作業や集計、バックアップ作業も同様です。

このような劣悪な労働環境では平均勤続年数が下がる一方です。平均勤続年数を押し下げるもうひとつの理由に劣悪な労働環境下で我慢した転職組の存在があります。

彼らはより良い条件を求めて次の転職先に引き抜かれて行きます。悪条件で耐えられる人材もまた貴重な戦力なのです。

平均勤続年数が下がり続ける一方で、SEの給与格差が増加の一途です。親会社は、業績を伸ばしてSEの平均給与が700万なのに比べて派遣で働くSEの平均給与は300万を下回っています。

最近では派遣社員の募集条件に第2母国語の欄が掲載されるようになりました。インドや韓国、中国のSEが応募するようになり多重派遣が多国籍派遣になる日がくるのかも知れません。
posted by キッシンジャー at | 給料・労働形態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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